カリエンテ世帯
「夜鳴きをするチワワ」
私はカリエンテ・カトリーナ。
娘2シムと恋人ダンと暮らしてるの。
次女のニーナはダンと仲が良くて、うまくやってるみたい。
長女ディナはまだダンと打ち解けてないみたいだけど、
それも時間の問題だと思うわ。
ダンはね、一流の画家なの。
まだ無名だったダンが路上で売ってた絵を、私が気に入って買ったのがきっかけで付き合い始めたのよ。
最近こそ絵が売れてるけど、付き合い始めた時はまったく売れなくて…。
落ち込んだダンを私がいつも励ましてきたの。
今回だって…
カトリーナ)右手絵画コンクールの結果、見たわ。
ダン)……。
カトリーナ)残念だったわね。
カトリーナ)あんなの審査員の好みで決めてるのよ!
だから気にしないで。
ダン)いいんだ、分かってる。
俺には才能なんてないんだ。
カトリーナ)そんなことない!
あなたの絵はたくさんのシムの
苦しみを癒してるじゃない!?
ダン)ほんとに…?
カトリーナ)実際に私を救ってくれたじゃないの。
ダン)カトリーナ…髪が口に…。
ブッチュ♡
カトリーナ)賞があなたの才能を
測るものじゃないはずよ?
ダン)うん…。そうだね。
こんな風にいつも彼を励ましてきたの。
彼の才能、絵を一番理解してるのは私。
だけど、ほんとはね、私の一番の宝物は残念だけど彼ではないの。
私の一番の宝物。
それは…
かわいい娘たち。
彼女たちを守るためなら、私はなんだってするわ。
次回はクロ世帯です。