クロ世帯34
お久し振りのクロ世帯。
それでは、スタートです!
デートの途中で道に迷い、見知らぬ街に来てしまったチクリンとカトリーナ。
カトリーナ)どこかしら?
ここ…。
って!おいッ!(; ・`д・´)
なんちゅー恰好でブラついてんだよ!
前回のOG世帯でエイデンとプールで遊んでから、ずっと水着だったようですね。
(;^_^A アセアセ・・・
すぐさま服を着てもらいます。
チクリン)俺は水着の方が好きだけどねー♡
ハグ―♡
フリーでこうしてくれるとうれしいんだな♬
カトリーナ)あー、お腹空いた!
チクリン)なんか食べに行く?
カトリーナ)いいわね!
シェ・ラマに行きたいわ!
チクリン)じゃ、ここがどこか誰かに聞いて
さっさと行こうか!
ここがどこか知ってそうなシムー…。
あ!!
ギャスコ(大和世帯)発見!
ほんと、どこにでもいる…( ̄▽ ̄;)
道行くシムは、あきらか他の町出身ばかりなので、ここで住んでるシムにシェ・ラマに行く道を聞いてみたいと思います。
灯りがついてるこの家ならシムが住んでると思うので、
突撃ー!!
チクリン)おじゃましまっす!
お!
ヴァトーレ・リリスという若い女が1シム。
と、
ヴァトーレ・カレブという男の2シム暮らしのようです。
チクリン)あーっと…すみません。
シェ・ラマに行きたいんですけど、
どうやったら行けますかね?
リリス)シェ・ラマ?
残念ですけど、だいぶ遠いので、
今日中に着くのは無理かと…。
リリス)せっかくだし、よかったら、
うちでゆっくりしていってください。
カトリーナ)そんな…悪いわ。
リリス)いいんですよ。
この辺りは私達しか住んでいないから、
他所のシムが来てくれてうれしいんです。
カレブ)……。
チクリン)なんか…この家…妙な雰囲気だと思わない?
カトリーナ)そう?
住んでる2シムはいいシムそうじゃない。
それにここのお宅のインテリア、素敵だわ!
もう少し、お邪魔させてもらいましょう?
チクリン)カトリーナが居たいんならいいけど…。
その頃、別部屋では…。
カレブ)リリス、よかったね。
リリス)もうお腹がペコペコよ。
ハグをしたりして、親しい間柄だと思ったら、兄妹でした。
チクリン)お若いのに立派な家に住んでるんすね?
カレブ)豆で良かったら、冷蔵庫に入ってるんで、
食べていいですよ。
少しは腹の足しになるはずです。
チクリン)それはどうも…。
(なんで俺が腹ペコだって分かったの?)
帝の右手が冷蔵庫を探していると、
家の脇を歩くギャスコ発見!
暗い森へと姿を消してました。
大丈夫なのだろうか…。
冷蔵庫を見つけたので、
豆もらいまーす!
おや?
カトリーナは動物クラッカーをとってます。
クラッカーがあるなんて聞いてませんよ?
てか、奥のコンロに蜘蛛の巣はってますやん…。
しかも、立派なヤツ…。
カトリーナ)趣味の良い家具…。
素敵ねー。
チクリン)やっぱここ変じゃない?
家中、こんなにきれいにしてるのに、
なんでコンロのとこだけ蜘蛛の巣はってんの?
カトリーナ)外食が多いのよ。きっと。
チクリン)なるほどね。
リリス)もしかしたら、私達は吸血鬼で
食事を作る必要がないのかもよ?
チクリン)きゅきゅ吸血鬼!?
リリス)ええ!吸血鬼。
カトリーナ)からかわれてるのよ、チクリン。
チクリン)埋めたはずの死体が生き返って
土の中から出てくるってやつ!?
リリス)クスッ。
それはね…。
リリス)ゾンビだっつの!
ギョギョ!?Σ( ̄□ ̄|||)
リリスが!!
リリスがぁーー!!
ガブリ☆
カトリーナ)チ…チクリン??
チクリン)う…俺も…輸血…
チクリン)させてください!!
リリス)どうぞ。
ちじゅ―――!!
リリスの血を吸ってるーーー!!(;゚Д゚)ぎゃー!
チクリン)プハーーー!
あれ?
俺…今、何を??
こっちが聞きたいッ!(; ・`д・´)お前はどうなった?
チクリン)なんか…腹…おかしいかも…。
豆かなぁ…?
違うと思う。
カトリーナ)大丈夫?
ねぇ、一体、なにが起きたの?
私は何を見たの?
事態が上手く呑み込めないカトリーナ。
戸惑う2シムを尻目に…、別室では…。
リリス)いつ以来の食事かしら♬
カレブ)彼を仲間にしちゃったみたいだけど?
リリス)べつに構わないわ。
彼みたいな友達がいたら、面白そうじゃない?
友達で終わればね?
そして、生来の女ったらしは…。
チクリン)トイレ借りまーっす!
とりあえず、出してみる。豆を。
だけど、どうやら、お腹の違和感は…。
空腹!!
危険な香りがするぜ!
チクリンがトイレから戻ると…。
カトリーナ)私達…そろそろ…。
カレブ)そうですか。
では、お2シム、吾輩の目を見てください。
ここで、あなた方が見たもの、聞いたものは
すべて記憶から消し去りましょう!
チクリン、目ぇ閉じてるけど…?
カレブ)それでは、良い夜を…。
何かに操られるように自宅へと帰る2シム。
そして、そのまま就寝…。
就寝中、暇なのでブームになりつつあった人生の願望をチェックします!
まずは、カトリーナ。
まぁ、愛に生きる女も悪くないので、変更なしで!
チクリンはっと。
彼も恋多き人生を。
ということで、変更なしで。
翌朝ー。
カトリーナ)るんるーん♬ららるるー♬
鼻歌なんか歌って、ご機嫌なカトリーナ。
昨夜の忌まわしい記憶はカレブによって、消し去られているようですね。
おっと?
チクリンが起きてきました。
その左手に持っているボウルは、ヴァトーレ家の豆が入っていたボウルでは?
綺麗に洗って返しましょうね。
チクリン)……。
カトリーナ)おはよう、よく眠れた?
チクリン)……。
HOTな雰囲気に昨夜のことは夢だったのではないか…。
と、帝の右手が思った時…!!
チクリンの…首筋に…(;゚д゚)ゴクリ…
牙の後がッ!!!
カトリーナ)昨夜のシェ・ラマは最高だったわね。
チクリン)シェ・ラマ?
なに言ってんの!
シェ・ラマなんて…!!
グギュルルルルーー…。
チクリン)お、お腹が…。
カトリーナ)食べすぎたのよ!
チクリンったら、バカみたいに
がっついてたもの!
星型のニンジンに
大はしゃぎだったじゃない。
チクリン)だから、シェ・ラマには
行ってないっつの!
チクリン)カトリーナ…、仕事のしすぎで
疲れてんじゃない?
昨夜はシェ・ラマには行ってないし、
俺は他シムんちで豆しか食ってないんだよ?
カトリーナ)おかしいのはチクリンよ。
たしかに行ったわ。
どうやら…カレブがかけた記憶を消す術は、チクリンにはかかってないようです。
やはり、目を閉じていたことが原因でしょうか?
そして、チクリンはこのまま吸血鬼になってしまうのでしょうか!?
次回へつづく。